つわり・悪阻
- 妊娠5週~15週頃である
- 吐き気やムカムカで食欲がない
- 特に早朝や空腹時に強い吐き気を感じる
- 妊娠してから体重が落ちてしまった
- 妊娠や出産に対して不安やストレスが大きい
つわり・悪阻とは?
「つわり」と「悪阻」は同じものですが、つわりが重症化した状態のことを「妊娠悪阻」といいます。
その判断は日常生活に支障が出ているかどうかになります。
辛いと感じていても、ある程度の食事ができて水が飲めていれば「つわり」、急激に体重が減ったり、尿の量が減ったりなどの状態まで悪化すると「悪阻」と判断します。
つわり・悪阻の原因は?
「つわり」と「悪阻」の原因ははっきりわかっていません。
妊娠によるホルモンバランスの変化からくる生理的変化で自律神経が乱れたり、ビタミン不足からくる代謝障害、血糖値の変動、精神的な影響などといったことが原因だと考えられています。
また、妊娠と出産に対する不安や恐怖、精神的ストレスも発症の原因になったり、症状を強めたりすることがあります。
つわり・悪阻の症状は?
症状は、吐き気、胃の不快感、嘔吐、食欲不振、脱水状態、倦怠感、眠気、口の渇き、便秘、体重減少などがみられます。
「妊娠悪阻」の場合、嘔吐が続き食事、水分が摂れない、急激に体重が減少するなどがみられますので、この症状が出ている場合は病院に受診する必要があります。
つわり・悪阻の治療は?
つわり・悪阻の産婦人科での治療は、水分補給とカロリー確保などの生活指導が中心となり、重症の場合は入院して水分、栄養補給を行います。
当院では、妊娠により変化した体の状態を「手技療法」によって楽にし、体の怠さ、筋肉のこわばり、疲労や精神的ストレスなどを解消させていき、つわり・悪阻の辛さを軽減させていきます。
お腹に負担がかからないよう横向きに寝た状態で施術をしますのでリラックスして受けていただけます。
患者さんの多くが、実際に施術を受けて体が軽くなることで、つわり・悪阻症状が楽になったり、精神的ストレスからくる怠さや睡眠障害なども改善されています。
つわり・悪阻が辛い方、抱え込まずにお気軽にご相談ください。