半月板損傷

半月板損傷とは？

半月板損傷は膝関節の「半月板」と呼ばれる半月状の形をした軟骨が、スポーツや交通事故などの怪我、加齢や長年の負荷による変形などにより損傷または断裂した状態をいいます。

半月板損傷の原因は？

膝に体重が加わった状態で捻じれたり、無理な外力を受けることで損傷します。

様々なスポーツ競技で発生する怪我であり、特にサッカーやバスケットボールなどのコンタクトスポーツで多く発生します。

また肉体労働者や若い男性にも多くみられます。

なお、中高年期では大きな怪我がなくても、筋力低下や膝に負担をかける使い方、加齢によってクッション機能が低下することで損傷が見られることがあります。

慢性的な炎症や半月板の変性によって不安定な状態で使い続けると変形性膝関節症に移行してしまう場合もあります。

症状としては痛みや腫れ、むくみ、熱感、突然膝が引っ掛かり動かなくなる（ロッキング現象）などが挙げられます。

特に曲げ伸ばしの際に支障がでます。

半月板損傷の治療は？

半月板損傷は「手技療法」や「はり治療」、「ハイボルト」で痛みを抑え、痛みや腫れが強い場合は、安静のため「テーピング」を巻いて動きを制限することがあります。

また膝に負荷がかかりにくい姿勢や体の使い方を身に着けるための「姿勢・猫背矯正」、整えた姿勢を維持するために「楽トレ」を取り入れることもおすすめします。

早期競技復帰を目指す方、再発や悪化を防止したい方、お気軽にご相談ください。